
2010年4月21日、TradeTech Europe、イギリス、ロンドン発
プログレスソフトウェア・コーポレーション
プログレスソフトウェア、TradeTech Europe 2010にて資本市場の透明性向上を予測
〜 市場開放に向けてテクノロジーと企業責任が変化していくことに言及 〜
2010年4月21日、TradeTech Europe、イギリス、ロンドン発
エンタープライズ・ソフトウェアのリーダー企業であるプログレスソフトウェア・コーポレーション(本社:マサチューセッツ州ベッドフォード、以下、プログレスソフトウェア)は、主要テクノロジーの利用拡大と企業責任に対する姿勢の変化が取引環境の透明性を高め、資本市場の姿を変えると予測しています。
プログレスソフトウェアは独自の研究開発と顧客からのフィードバックに基づき、2010年を通じて市場監視および取引監視に大きな影響を及ぼすとみられる主要傾向を5つ挙げています。
- HFT(高頻度取引)は2010年以降、幅広く普及する―コロケーションやホステッド・サービスなどのテクノロジーへの投資によってコストが引き下げられるため、今よりはるかに多くの市場参加者が高頻度取引を行えるようになります。2009年に比べると緩やかではありますが、高頻度取引による取引量は増加するでしょう。同時に、高頻度取引が二層構造のシステムや不公正な市場を作り出すという感情的な議論は下火になるでしょう。銀行や証券取引所、規制当局は、高頻度取引が彼らの恐れていたような「フランケンシュタイン」にはならなかったことを理解することになります。
- 新規ヘッジファンドが参入する障害は撤廃される―ヘッジファンドに将来制定される規制や制約にかかわらず、コストや市場投入までの所要期間の観点から、新規参入の障害は少なくなっています。2〜3人のトレーダーが1台のデスクトップ・コンピューターで起業し、ごくわずかな経費で複雑なアルゴリズム/高頻度取引ストラテジーを実行し、損益やリスク、バックオフィス機能を管理、監視できるようになりました。これを可能にしたのは、テクノロジーの進歩、具体的に言えばホステッド・サービスとクラウド・コンピューティングです。つまり、ヘッジファンドは、カスタマイズ可能な既製のアルゴリズムを利用することで、テクノロジーに多額の投資をしなくても取引を始めることができます。
- 規制当局は、銀行により強力な取引前リスク軽減メカニズムの導入を求める―イギリスの金融サービス機構(FSA)やアメリカの証券取引委員会(SEC)などの規制当局は、新しい規則を導入することによって、「ファット・フィンガー(誤入力)」取引やアルゴリズム取引の「誤取引」リスクの低減を図ることになります。後者の事例として、アルゴリズムに加えられた特定の変更を監視する手続きの導入を怠るなど、独自のアルゴリズムの開発、配備、および操作を適切に監督しなかったことを理由に、今年、クレディスイスは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)から15万ドルの罰金を課せられました。証券取引所は誤注文の殺到を防止するため、機関投資家に対しても同様の要求をすることになります。ただし、規制当局や証券取引所が新しい規則を定め、導入するには時間がかかります。それまでの間、来年中にも、ますます多くの銀行や証券会社が、自社と市場をリスクから守るために、高度なリスク軽減テクノロジーを採用することになるでしょう。
- EU金融商品市場指令(MiFID)後の市場監視―コンプライアンスに対するより重い責任が証券取引所から銀行にまで拡大され、銀行と証券会社には、市場監視および取引監視テクノロジーの実装強化が間もなく義務付けられるでしょう。個人が明日にでもヘッジファンドを立ち上げ、世界中の証券取引所からリアルタイムで情報を入手できるというのに、ヨーロッパ各国の規制当局は問題が起きてから1〜2日経たなければ情報を共有できない、というのは問題だと思います。ヨーロッパ全体を監督する規制当局が存在しない場合は、FSAなどの国の規制機関が情報交換の枠組みを構築し、銀行や証券会社などの他の市場参加者にも同様の対応を要請することになります。
- ダークプールは変化することを避けられない―ダークプールは、適切な市場監視プロセスとテクノロジーを導入することが義務付けられ、より多くの価格決定情報を市場や規制当局に開示しなければならなくなるでしょう。SECの提案がヨーロッパのイニシアチブと統一される可能性が非常に高いと考えられます。
プログレスソフトウェアの次席CTOであるDr. Giles Nelsonは、上記の予測について次のように述べています。「資本市場の運営環境は2010年、明らかに変化を遂げ、ますます透明性が高くなって、改善が進むでしょう。この流れは、現在のテクノロジー開発や、コンプライアンスに対する姿勢の変化によって推進され、誰にとってもより開放的でより公正な市場が創出されるでしょう。」
プログレスソフトウェア・コーポレーションの概要
プログレスソフトウェア・コーポレーション(NASDAQ: PRGS)は、1981年創立の米国マサチューセッツ州ベッドフォードに本社を置くソフトウェア企業です。状況の変化や顧客の反応にすばやく対応し、効果的かつリスクを抑えてビジネスチャンスを捉えることのできるソリューションを提供しています。ビジネスイベントの可視化、リアルタイムレスポンス、オープンインテグレーション、データアクセスと統合、アプリケーション開発と運用などを実現する、オンプレミスおよびSaaS/クラウドシステム対応の幅広いインフラストラクチャーソフトウェアによってソリューションをサポートします。
同社に関する詳しい情報は、http://www.progress.comをご参照ください
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